鹿川への道
海渡山越 網取湾へ
1.海を渡り対岸のアハリヤンへ
2.左がサバ崎 右がイダの浜側の外離島
4..網取の東海大学研究所
「鹿川への道」先週はイダの浜からユナラ河口に向かって湾を奥へ奥へと進んで来ました。
ここからは湾内を横切り(写真1)サバ崎(写真2)のある対岸の半島を目指します。
対岸をよーく目を凝らして見ると白い浮き玉がぶら下がっています。そこは小さなマングローブ林になっていて、その奥にナータ道の登り口があります。また、ここより少し湾の奥の方に平らな岩場が(写真3)有り、そこにも登り口があります。こちらのほうが登り易そうですが、すぐに最初の登り口の道と重なります。
ナータ道は最初と最後が急な上り下りになっていて、途中は少し窪地になっています。数mごとに木にビーニールテープでマーキングがしてあり、また、木の根っこや砂岩質の石に踏み後がしっかり付いています。
網取、崎山、鹿川の集落があったころは3つの村人総出の作業「ムラングトゥ」が年に何回かありました。旧暦8月15日には3集落を結ぶ大きな道の大清掃が役人の命により行われていたようで、このナータ道の作業には舟浮の人も加わったそうです。
ナータ道のある山を昔はアハリヤンと呼んでいました。アハリとは夜明け、ヤンとは山のことで、網取の集落から見て太陽が昇る地点の呼び名です。
ナータ道は道の迷わなければ30、40分で網取湾の浜に出れます。この浜はナータの浜と呼ばれています。対岸には元の網取集落に建つ東海大学の研究所(写真4)が見えます。
全身汗だくで山を越え、沸騰しそうな体を網取の美しい海が冷やしてくれます。
網取集落の人たちは、西表内での大きな集落祖納に行く際、海が荒れてサバ崎を通ることが出来ないとき舟でナータの浜まで行き、舟浮まで歩き、そこから舟を借り祖納に向かったそうです。
また帰りはナータの浜でのろし火を焚くと網取から迎えの舟が来たそうです。
私たちはナータの浜で泳ぎ、昼食をとって、ここから網取湾の奥を目指します。
続きは来週。
3.ナータ道登り口
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