石垣島の昆虫日記
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ヤエヤママルバネクワガタ採集のサキシマハブ対策
サキシマハブ
2009年11月6日に野底で見たサキシマハブ大型個体
サキシマハブ
2009年11月12日に野底林道で見たサキシマハブ
サキシマハブ(オレンジタイプ)
2009年11月16日にお家の近くで死んでいたサキシマハブ(オレンジタイプ)
サキシマハブの毒牙
サキシマハブの毒牙
ヤエヤママルバネクワガタ採集で、気を付けることは、
・遭難
・滑落
・サキシマハブ
その中でもサキシマハブは、相手が生き物だけにどこで遭遇するかわからない。

サキシマハブ以外で毒のある生き物は
・ムカデ
・オオゲジ
・ハチ
・サソリモドキ
・ヤエヤマサソリ
などがいるが、これらはヤエヤママルバネクワガタ採集をしてると普通にいるので、気にしていると切りがない。サキシマハブに噛まれないためには、噛まれる前にこちらが先に見つけること。ハブに噛まれた人の99%は、ハブに気づかず噛まれたそうです。先に見つけるために明るいライトは必須。

私がヤエヤママルバネクワガタ採集で持ち歩くライトは3つ
・単2を4本のLEDライト(GENTOSスーパーファイヤーXSF-503X)
・単1を4本の蛍光灯(首から下げる式)
・単1を8本のコールマンのランタン(スパイラルチューブで凄く明るい)
内地から来た人が持つライトは通常、強力なLEDライトと予備のライトだけ、(蛍光灯を首にぶら下げる人もいる)電池式のランタンを持って森に入る人はあまりいない(大勢で入る場合はいる)。これは、重たいランタンとLEDライトを片手で持って、数時間も森を歩くのはかなり重労働。私のように、1時間採集だから、持っていける。急斜面を登る場合、ランタンを目印に谷間に置き、首の蛍光灯とLEDライトを使う。LEDライトは、照らした方向は明るいが、自分がいる周辺全体は照らさないので、ヤエヤママルバネクワガタを見つけるにはいいが、サキシマハブ対策には不向き。

明るいライト意外で持ち物としては、
携帯用毒吸い出し器(ポイズンリムーバー)製品名「アスピブナン」。万が一サキシマハブに噛まれた場合の応急処置用。使わないことを祈るが、持ているにこしたことはない。

服装は下から
・ゴム長
・長ズボン
・アノラック
・皮手袋
・首にタオル
・帽子
長ズボンとアノラックはアウトドアむけの少しダブダブした厚みのある素材で、これならサキシマハブの牙も通さないと思う。皮手袋も厚手のものなら安心。軍手ではダメ。

サキシマハブの大きさは、大きいもので120cm・体重700g、通常よく見かけるもので全長約60cm。体重70g。体色は一般的に、褐色の地に暗褐色の斑紋がジグザクに連なる模様。上の写真の2枚がそうだが、3枚目のようにオレンジタイプもいる。

サキシマハブの攻撃範囲は、体長の3分の1〜3分の2ぐらい。1mのサキシマハブなら、約40cm〜60cm。つまり、自分から周囲60cmにいるかもしれないサキシマハブを、こちらが先に見つけてしまえば安心なのである。

サキシマハブの分布は、石垣島・西表島・竹富島・小浜島・黒島・嘉弥真島。
波照間・鳩間島・与那国島には生息していない。
近年は、沖縄本島に南部でも帰化したものが観察されている。

サキシマハブの毒はタンパク質を分解する出血毒。噛まれると貼れと痛みを伴う。八重山で噛まれる人は、約年間40人。ほとんどが農作業中か、庭の手入れ中に噛まれている。八重山ではハブに噛まれるというより「打たれる」といい、これは攻撃態勢をとったサキシマハブの近くを通おると、瞬時に牙を打ち込むため。私も林道にいたサキシマハブにちょっかいを出してみて、その攻撃の早さに驚いた。とても攻撃に移ってから気づいては避けられるものではない。

ヤエヤママルバネクワガタ採集でサキシマハブに噛まれた人は、私の知る限り、
2008年に1人・2006年に1人

サキシマハブに出会う確立は50%以上という人もいれば、全然見ない人もいる。
毎回同じ場所に入り、同じところで遭遇するからいつも見ると言う人もいる。そんな習性があるかは知らないが、主のようなサキシマハブがいつも同じ場所に陣をとっているかもしれない。野底より屋良部の多いような気がする。屋良部では、同じ場所に3匹もいたという話も聞いた。

私の経験でいうと、ヤエヤママルバネクワガタ採集中に森の中で1度も見たことがない。ヤエヤママルバネクワガタを探し始めたのが2006年。それから07・08・09年と年15回以上夜の森に入るが遭遇したことがない。
この点で考えられること
・野底中心に入いるので、本当に野底が少ない(乾燥化してるところも多い)
・深い森の中へは行かないから見ない
・本当はいるのだけど、気づいていないだけ
多分、気づいていないのだろう。特に足元は下草が生えているし、ゴム長を履いているので気にしてもない。しかし、林道を横断しているサキシマハブは、何回が観察しており、今年は3回見た。サキシマハブ以外のヘビは毎日見る。特にサキシママダラは、日に3匹以上見ることもざら。

石垣島の生息するヘビは全部10種(ウミヘビを除く)
1. サキシマハブ  (クサリヘビ科)
2. イワサキワモンベニヘビ  (コブラ科)
3. イワサキセダカヘビ  (ナミヘビ科)
4. ヤエヤマタカチホ  (ナミヘビ科)
5. サキシマスジオ  (ナミヘビ科) 2m以上にもなる国内最大のヘビ
6. サキシマアオヘビ  (ナミヘビ科)
7. サキシママダラ  (ナミヘビ科)
8. サキシマバイカダ  (ナミヘビ科)
9. ヤエヤマヒバァ  (ナミヘビ科)
10. ブラーミニメクラヘビ  (メクラヘビ科) 一見ミミズと間違うほど 20cm程度の国内最小のヘビ

この内、毒蛇は3種
1. サキシマハブ  (クサリヘビ科)
2. イワサキワモンベニヘビ  (コブラ科)
3. ヤエヤマヒバァ  (ナミヘビ科)
しかし、ヤエヤマヒバァやイワサキワモンベニヘビの性格はおとなしく、噛まれたい例もない。イワサキワモンベニヘビに関しては、幻のヘビといわれ、見ることも稀で、私としては、1度は出会いたい生き物の1つ。

ヤエヤママルバネクワガタに限らず、八重山(沖縄・奄美も)で昆虫採集をする人はハブに気をつけましょう。

・ムカデ ・オオゲジ
・サソリモドキ ・ヤエヤマサソリ
・サキシママダラ ・サキシマスジオ
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