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| 桴海於茂登岳は昔建材の竹を取るため近くの集落の人が登った山です。今でも古い民家の畳の下や屋根にこの竹が使われています。登山道はあり、マーキングもしてますが、はっきりとしない所も多く、迷いやすいコースです。しかし、比較的標高の低いところから登り始めるため行程も長く、地形も変化にとんでおり、植物層や動物層が豊かで色々と楽しめる登山です。また、戦跡を見ることも出来ます。登り始めは米原の奥から、ヤシ林の裏山(ボーブラ岳)の尾根を登ります。はじめ少しきつい登りになります。このあたりは、オキナワウラジロガシや八重山ヤシなど大きな大木が見られます。2時間ほど歩くと、先の大戦で石垣島守備隊が作った炭焼がま現れます。このあたりは、標高360m程になりますが、比較的勾配の緩やかなところです。山頂から見ると分かりますが、桴海於茂登岳とウマヌファ岳(標高450m)に囲まれた広大な盆地で、すり鉢の底に例えた方言で「ダイバーヌチビ」と呼ばれている場所です。大木は見られず、背丈2〜3mの竹が自生しています。昔はこの竹を求めて、多くの人がこの場所に訪れたそうです。このあたりを流れるスナンカーラは、周りの花崗岩からなる山から削られた石が砂となり集まり、石英や雲母を含みキラキラ光っています。川沿いを歩き、ユツル竹を掻き分け進むと、左手にかなり深そうな横穴があります。大戦中使った壕です。他に何かを運んだと見られるレールの残骸らしきものもありました。こんな山の中にも、戦争の爪あとが人知れず、ひっそりと残っています。 ここから山頂までは,、ユツル竹を掻き分けながら尾根を登ります。於茂登山系の山、全般にいえることですが、標高が高い山の頂上付近は背丈の高い竹に覆われている所が多く、ただ頂上に登っただけでは見晴らしが良くありません。桴海於茂登もそうで、竹藪の中に見え隠れする岩の上に乗ることで、下界を見下ろせます。山頂から南西側を見ると少し奥に沖縄県最高峰の於茂登岳が見え、手前には岩が剥き出しになった地帯があります。時々、市が主催する桴海於茂登岳登山では、この大岩で行って写真を撮っていますが、私たちが探しても大岩までの道はわかりませんでした。ここからの展望は凄く良いそうです。標高500m足らずといっても、山の天候は急変します。山頂より下に雲があったと思うと、風で飛ばされ斜面を駆け登り、私たちの目の前を通りすぎます。私と友人とのわずか2mの間を雲が流れるのがはっきりわかります。いつの間にか周りは雨雲、そろそろ下山です。 |
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| 石垣島守備隊が作った炭焼がま |
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大戦中使った壕 |
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ユツル竹を掻き分けながら
尾根を登る |
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すり鉢の底に例えた方言で
「ダイバーヌチビ」 |
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| 山頂 |
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山頂から見る米原アウトリーフ |
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| ダム側の眺め |
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下山途中に突然現れた滝 |
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| 関連サイト |
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| 桴海於茂登岳から桴海於茂登の西側に広がる山塊を歩くトレッキングコースです。 |
| 桴海於茂登岳 |
| 沖縄県でも、沖縄本島の与那覇岳に次いで3番目に高い山です。 |
| 石垣島のカンムリワシ |
| 桴海於茂登岳(ふかいおもとだけ)、これはワタクチメ「はと」から見て、かなり遠い存在です。そんなに高い山ではありません。 |
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